けんちゅう 健康中毒生活

健康にハマってやめられない26歳フリーターの日々

ニュースを見ないだけでストレスが減ったはなし

 

コロナが今日も何万人。だれかが珍しい病気にかかって悩んでいる。子供が親を殺害した。今日は雨模様。あの有名人が不倫をした、浮気した。全責任は社長にあるという、何度も頭を下げる謝罪会見。

 

はたしてこれらのニュースの緊急性はどのくらいなんだろうか?

本当に見る必要はあるのだろうか?

毎日悲惨なニュースを見ながら食事をすることのストレスはどのくらいあるのか?

 

・ニュースは週一でもいい

 

正直、緊急性があるニュースなんてほぼ皆無だ。

自分はもう数年ニュースを見ない生活をしていて、たまに見るくらいだ。

天気予報は見てもストレスには対してならないので見てもいいと思うが、毎日みるのは時間の無駄なので、週一でまとめて見ればいいとおもう。

折りたたみ傘をもっていれば、よっぽどのことでないかぎり見る必要もない。

 

どこで殺人があったとか、病気の人がいるとか、今日はコロナ何人ですとか。これらの悲惨なニュースは見ても良いことはひとつもない。

 

ニュースに流れていない悲惨なことの方が多いのに、わざわざピックアップして見る必要がどこにあるのだろうか。

平和ボケを嫌って見ているのかもしれないが、ほとんどのニュースに対して

「あらぁ。いやあねぇ。」と言うだけなら見る必要はない。

せっかく平和な暮らしをしているなら、満喫したらいい。平和ボケしていればいいのだ。

 

・うつ映画を観たら、うつになる

 

悲惨な鬱映画をみると、気分がどん底に落ちる。

鬱っぽい気分のときにそういう映画をみるのか、映画をみたから鬱になるのかは、ニワトリと卵の話と同じでどっちが先かはわからない。

 

ただ、気分わるい映画をみるとさらに落ち込むのは間違いない。

しかし映画はアートだ。その作品にはメッセージ性や意味がある。

 

しかし悲惨なニュースにはほぼ意味はない。

ただ恐怖を植え付けて、視聴率がほしい。99%はそれが理由で、1%くらいは真面目なジャーナリストが正しいニュースを伝えているかもしれない。

 

・snsでまわってくるニュースはクソ

 

Twitterのリツイート。あれは、正しい情報をまわそうとして送る人が何人いるだろうか。

ほとんどの人は、情報の信憑性など確認せずに自分の都合のいい情報をリツイートする。

 

また、自分のフォローしている人は自分の考えに近い人をフォローしていることがほとんどなので、考えが偏りがちになる。それは無意識のうちにおこる。

 

 

・みんな鬱だからニュースを見るのか?

 

自分はうつっぽいときにしか、鬱映画はみたくない。そういうときにしか見れないし、怒っているときにメタルを聴きたくなるのも同じ理由だ。

 

ほとんどの人も、うつだから悲惨なニュースを見たがるのだろうか?

それとも、ニュースを見ることが習慣になっているだけなのだろうか?

 

自分は旅館で働いていて、部屋食の人に料理を持っていくことがある。

美味しい料理が並んでいる中、子供がめずらしい病気で顔を真っ赤にしてずっと付きっきりで世話をしなければいけず、感染も疑われていて困っているというニュースを見ながら料理を食べている。

 

これがどれだけ異常なことか。ゴミ捨て場の目の前でステーキを食べたいだろうか。人が苦しんでいる前で寿司を食いたいと思うだろうか。

 

なぜ人が病気にかかっているのをみながら旅館の料理を食べるのだろう。

 

話すことがないならせめてバラエティにすればいい。

家で食べるなら、借りてきたドラマや映画を見ればいい。

ただなにもテレビでやっていないからという理由で

悲惨なニュースを垂れ流しにするのはメンタル的にこたえるものがある。

 

 

・「ザ・ビーチ」という神映画

 

レオナルドデカプリオ主演「ザ・ビーチ」という映画がある。

サメに足を食われた人が痛がっているが、訳あって病院には行けないのでみんなで介護しているというシーン。

毎日、毎日、ケガした人は痛がっている。

ぐあああああああ

という叫びのなかでは、島の人たちはいつまで経っても楽しむことができない。

ついにそのケガした人を目にうつらない別の場所に隔離することで、ようやく島の人々が日々の生活を楽しむことができた。

 

 

この映画でわかるのは、ふだん自分たちが笑って過ごせるのは、辛い現状を目にしないような社会になっているからだ。

 

病院は外から見えないし、道端で苦しんでいる人はいないし、隣の家でDVがあっても知ることはない。

だから、笑えるのだ。

 

・ニュースはあってもなくても現状は悲惨

現実に辛い思いをしている人が溢れていることは変わらない。

しかし、その人たちに同情できるほど人間は強くない。

辛い思いをしている人に何かできることがあるならするべきだ。

しかし自分の関係の外の事情まで、見る必要はない。

 

近所の殺人ならまだわかるが、ほかの県の殺人が自分にどんな関係があるだろう。

事故や病気に対してできることはあるのか?

 

ないなら、ニュースなど見る意味はない。ただ自分のストレスになるだけだ。

 

いまはコロナのニュースで溢れているから人々はコロナを恐れているが、

テレビが車の事故のニュースで毎日溢れていたら、どうなるだろう?

楽しんでドライブしようと思う人は減るだろうし、ドライブをするなんてという世間の目も気になるようになる。

年間3000人、毎日9人近くが車の事故で亡くなっているが、そのことを見ないようにしているから、笑ってドライブができるのだ。

 

 

コロナも戦争も、病気も事故も、ほとんどは毎日なんて見る必要はない。

週一で十分だ。

どうしても不安なら3日に1回。もしくは、無意識に流れてくるテレビを見ずに、ニュースアプリだけで軽くチェックするようにするといい。

 

ちなみに自分は、コロナや台風などの情報はすべて職場のおばさんが世間話として教えてくれるので、ニュースはほぼ見ていない。笑

昔ながらの口伝えに頼ってみるのも悪くないとおもう。

 

そんな、ストレスケアのお話でした。