けんちゅう 健康中毒生活

健康にハマってやめられない26歳フリーターの日々

【ストレス脳】けっきょく運動が神すぎて草

 

「どういうメカニズムで脳がブーストされるのであれ、運動が精神の不調を予防し治療する可能性を秘めていることを疑うなら、あなたは地球平面説を信じている人と同レベルだ。」

ダニエル・E・リーバーマン

 

新作のアンデシュハンセン著「ストレス脳」の運動の章のはじめの文章を引用した。

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この本には、なぜ人間はうつになり不安になるか、が書かれている。

またその対処法にも触れ、運動があまりにも効果があるとのこと。

運動が脳にいいというのは、大ベストセラーの過去作「一流の頭脳」や「スマホ脳」でも繰り返し書かれてきたことだ。

 

これらで書かれている運動のメリットを簡単にまとめると、

運動には

・不安やうつを抑える

・ストレスを減らす

・集中力を高める

・自制心を高める

・認知症など脳の老化を予防

などの効果がある。

しかもこれらの効果性は抗うつ剤に匹敵し

なんと、運動以上に効果的な方法は他に知らないと言っているくらいだ。

 

つまり、脳にいちばんいいのが運動だということだ。

化学的な細かい理由は本書をよんでもらうことにする。

これらの本を読んで得た1番大きい気づきは、運動はダイエット目的ではなく、脳のためにやる。というマインドになったこと。

 

ランニングとかって、ダイエットのイメージがあまりにも強い。

それと同時に、ランニングはキツいというイメージもつきまとう。

簡単なジョギングじゃあまったく痩せないという経験をした人も多いかも。

しかし、これらの本に書かれているのは、早歩きや軽いジョギングでも効果がじゅうぶんにある。ということだ。

なによりも大事なのは心拍数をあげること。

 

つまり、ふだんまったく運動していない人は、息が少しきれるくらいの運動からでいいということ。

駅までの道を早歩きにしてみたり、階段をのぼったり、散歩ももちろんいいだろう。

歩くだけで息が上がる人もおおいと思うし、そういう人ほど簡単に効果が得られそう。

1番いいのは、軽く心拍数が上がる運動を30分ほど続け、これを週に3回ほど。

少しキツそうにも感じるが、もう一度これを効果を振り返ると、

・不安やうつを抑える

・ストレスを減らす

・集中力を高める

・自制心を高める

・認知症など脳の老化を予防

がある。

これらのメリットを考えるとやらない手はない気がしてくる。

これらの効果の中で、自制心を高めることに注目してみる。

自制心とは、感情に対してブレーキをかけること。

 

発達障害の症状にも効果があるし、

おかしやタバコなどの自滅行為にもブレーキがかけやすくなる。

運動でダイエットはむずかしいと言ったが、

運動で自制心を高めてお菓子や暴食をおさえ、

そもそもお菓子を食べる理由はストレスからくることが多くその根本を運動で減らすことで

間接的にダイエットにもつながる。

 

運動によるエネルギー消費で痩せるのではなく、運動によって脳を鍛え、痩せるのだ。

 

運動、すばらしい。運動、ばんざい。

 

さいごに、運動をどうやってやるかについて。

養老孟司さんの考え方を借りよう。

養老さんは、虫取りが1番の運動だという。

山の中を1日中歩き周るが、好奇心のおかげで疲れを忘れる。

これがいちばんの運動だ、と。

 

つまり、運動するということはつらいことをするというイメージがあるが、じつはそんなことないのかも。

僕は散歩が気持ちいいから続けているし、自転車が好きな人もいるともおもう。

プール、菜園、バードウォッチング、犬の散歩、ゴルフ、街中での買い物、ボルダリング、〜巡り。

楽しみながら、気づいたら運動してる。そんなものを意識してやってみるのがいいかも。

 

あとじぶんがやっているのは、早歩きで仕事するということ。

普段立ち仕事なので、歩き回ることも多いが、早歩きにするだけで心拍数はすこしあがる。

仕事はもともとキツいもの。どうせなら運動も組み込んでしまおうという考え。

参考になるかはわからないが、こういうのもありかな。

他には生活に取り入れるのもいいだろう。

掃除機をテキパキかけてみる、家の階段をパパッと登る。コンビニまで早歩きする。などなど。

こういう小さいことの積み重ねで効果はふくれ上がる。

運動、さいこう。

みなさんの健康をお祈りします。

 

 

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